大学受験のスタート
この記事を見てくださるということは受験対策をそろそろ始めようかなと考えていますよね?
皆さんは、受験においてスタートラインに立ったということです。
そこで今回は大学受験の基本的なシステムについて、わかりやすくご紹介しようと思います。
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目次
1、大学受験のシステム 国公立大学編
2、大学受験のシステム 私立大学編
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1、大学受験のシステム 国公立大学編
さて、まずは基本的なところから。
国公立大学を受ける人はまず、大学入試センター試験という、共通のマーク試験を1月の半ばに受けます。
*2021年からの大学入学共通テストについてはまた別の記事で。
センター試験で受ける教科、科目、その配点は志望大学、志望学部によってまちまちですが、最大5教科7科目を受けることになります。
難関大学になるほど、二次試験の配点が多くなり、センター試験の配点が少なくなります。
大学入試センターのサイトから抜粋したものですが、下のような科目で受験することになります。
ある大学のある理系学部の例ですが、
5教科7科目
国語
数IA・数IIB
物・化
英
世A・日A・地理A・世B・日B・地理B・現社・倫理・政経・「倫理・政経」から1科目選択
といった受験科目です。
受験生は自分で理科、社会の科目を選び、受験することになります。
*科目の選び方についてはまた別の記事で
さて、センター試験が終わった後は出願をして国公立は最大3回受けられる2次試験があります。センター試験はマーク式の試験ですが、2次試験は記述式が一般的です。
そして最大3回受けられるというのは
前期試験 2月下旬に実施 合格発表3月上旬
中期試験 3月上旬に実施 合格発表3月中旬
後期試験 3月上旬に実施 合格発表3月中旬
の3回です。
中期試験は公立大学が実施しており、受けられる大学は少ないです。
また前期試験と中期試験の間はおよそ1週間以上は空いていますが、中期試験と後期試験の間は4日程度しか空いていません。
多くの受験生は滑り止めとして私立大学も受けることになるので、センター試験対策、国公立大学の二次試験の対策や、私立大学の個別試験の対策の時間配分を考えて、受験することが大切です。
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2、大学受験のシステム 私立大学編
私立大学は主にセンター試験利用方式と一般入試と推薦、AO入試の3つがあります。
『センター試験利用入試』
簡単に説明すると
センター試験利用入試は文字の如く、センター試験の点数を使って合格者を選抜するというものです。
国公立大学を受験する人にとってはセンター試験対策をすることで私立大学も受けられるのでおいしい受験方式です。
ただ、一般入試に比べて、難易度が高まりやすいです。
『一般入試』
一般入試は大学入試センター試験とは異なり、大学が独自に作る入試問題を解いて、点数を取り、合格を狙うものです。
実施時期は大学入試によってまちまちであり、タイミングがあえば、10校、20校以上受ける受験生もいます。
大学によってかなり傾向の違った問題が出題されるので、センター試験対策や、国公立の二次試験対策と同様にしっかりとした、対策が必要となります。
『推薦、AO入試』
大学受験において唯一高校の調査書つまり、高校の成績を反映させて、合格者を選抜します。
また面接、小論文といった、特殊な科目を受験科目に含んでいるところが多いために対策が欠かせませんが、学科試験はほとんどありません。
以上のように大学受験が行われます。
次回は志望校の決め方について書こうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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