高校化学その2 電子配置 授業の予習にもセンター試験にも大学入学共通テストにも使える高校化学講座
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今年度は大学入試センター試験の最後の年で、来年度からは大学入学共通テストが始まります。
そこで、これから何回かに分けて大学入試センター試験にはもちろん、来年度からの大学入学共通テストにも使える考え方をご紹介しようと思います。
高校3年生は大学入試センター試験に向けて、そして高校1,2年生は大学入学共通テストに向けて、記事をフル活用してほしいです。まだ、化学がそこまで進んでいない場合でもついていけるように基礎から分かりやすく解説します。
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まず、2つの試験の違いは、大学入試センター試験では、暗記中心の問題が出題されるとするならば、大学入学共通テストは、身の回りの事柄を化学と絡めた問題が出題されるということです。
つまり、これからは暗記に頼らない思考力が必要とされます。
しかし、大学入試センター試験でも、難関大学を目指す受験生は、高得点が要求され、暗記だけで高得点を取ることは難しいので、また、ハイレベルな二次試験が待ち受けているため、必然的に思考力を養う必要があります。
この記事で基礎知識を確認しつつ、しっかりと思考力をつけていきましょう。
電子配置
電子配置には規則があります。まずは、電子核。アルファベット10番目のKから始め
て、円状に外側に広がるものです。画像は調べてみてください。
各電子核の電子が入る個数は2×(N番目)^2 で表すことができます。
たとえばK核なら2個、L核なら8個です。
電子はK核から入っていきます。2こ入ったらL核に入ります。
ただ、M核に8個入ると本当ならあと10個入りそうですが、さきにN核を埋めていきます。
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最外殻電子
電子核で最も外側のものを最外殻電子といいます。
貴ガスは最外殻が電子で埋まった状態、つまり閉殻の状態である原子のことをいいます。
安定な状態なので、イオンにならず、他の原子と結びつくことがなく、単原子分子の状態で存在します。
また、貴ガス以外がイオンになるとき、閉殻の状態になります。
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試験にはこんな問題が出る
イオンと原子をばらばらに選択肢にいれた最外殻電子についての問題が出ます。
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今回出たポイント
電子配置
電子核
電子核の電子の入る個数の一般式
最外殻電子
閉殻
貴ガス
イオン
単原子分子
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