高校化学その3 イオン化エネルギー・電子親和力・電気陰性度 授業の予習にもセンター試験にも大学入学共通テストにも使える高校化学講座
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https://tutorkun.hatenablog.jp/entry/2019/09/30/222812
今年度は大学入試センター試験の最後の年で、来年度からは大学入学共通テストが始まります。
そこで、これから何回かに分けて大学入試センター試験にはもちろん、来年度からの大学入学共通テストにも使える考え方をご紹介しようと思います。
高校3年生は大学入試センター試験に向けて、そして高校1,2年生は大学入学共通テストに向けて、記事をフル活用してほしいです。まだ、化学がそこまで進んでいない場合でもついていけるように基礎から分かりやすく解説します。
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まず、2つの試験の違いは、大学入試センター試験では、暗記中心の問題が出題されるとするならば、大学入学共通テストは、身の回りの事柄を化学と絡めた問題が出題されるということです。
つまり、これからは暗記に頼らない思考力が必要とされます。
しかし、大学入試センター試験でも、難関大学を目指す受験生は、高得点が要求され、暗記だけで高得点を取ることは難しいので、また、ハイレベルな二次試験が待ち受けているため、必然的に思考力を養う必要があります。
この記事で基礎知識を確認しつつ、しっかりと思考力をつけていきましょう。
イオン化エネルギー
イオン化エネルギーとは、原子から電子を取り去って1価の陽イオンにするために必要なエネルギーのことを言います。
つまり、イオン化エネルギーが小さいほど陽イオンになりやすいということです。
イオン化エネルギーは周期表で右上に行くほど大きくなり、最大の原子はヘリウムです。
電子親和力
電子親和力とは、原子から電子を受け取って1価の陰イオンにするときに放出するえれルギーのことを言います。
電子親和力はイオン化エネルギーと同様に、周期表の右上に行くほど大きくなります。
しかし、貴ガスは考慮しないため、最大の原子は塩素です。
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電気陰性度
電気陰性度とは、電気的なかたよりの強さの度合いのことをいいます。
イオン化エネルギーや電子親和力と同様に、周期表の右上に行くほど大きくなります。
電子親和力と同様に、貴ガスは考慮しないため、最大の原子はフッ素です。
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試験にはこんな問題が出る
最大の原子を問われることが多いです。
また、フッ化水素HFはフッ素原子に電子が大きく引き寄せられることから、次の記事の結合の分野とつながってきます。
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今回のポイント
イオン化エネルギーって?
その最大の原子は?
電子親和力って?
その最大の原子は?
電気陰性度って?
その最大の原子は?
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