高校化学その15 無機化学 水素 授業の予習にもセンター試験にも大学入学共通テストにも使える高校化学講座
今年度は大学入試センター試験の最後の年で、来年度からは大学入学共通テストが始まります。
そこで、これから何回かに分けて大学入試センター試験にはもちろん、来年度からの大学入学共通テストにも使える考え方をご紹介しようと思います。
高校3年生は大学入試センター試験に向けて、そして高校1,2年生は大学入学共通テストに向けて、記事をフル活用してほしいです。まだ、化学がそこまで進んでいない場合でもついていけるように基礎から分かりやすく解説します。
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まず、2つの試験の違いは、大学入試センター試験では、暗記中心の問題が出題されるとするならば、大学入学共通テストは、身の回りの事柄を化学と絡めた問題が出題されるということです。
つまり、これからは暗記に頼らない思考力が必要とされます。
しかし、大学入試センター試験でも、難関大学を目指す受験生は、高得点が要求され、暗記だけで高得点を取ることは難しいので、また、ハイレベルな二次試験が待ち受けているため、必然的に思考力を養う必要があります。
この記事で基礎知識を確認しつつ、しっかりと思考力をつけていきましょう。
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前回の記事
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無機化学
無機化学になるとどうしても暗記が増えてきてしまいますが、体系的に覚えていきましょう。
水素
宇宙に最もある元素です。
無色、無臭で水に溶けにくいです。
ただし、地球上には単体としてほとんど存在しないため化学反応を利用して、得る必要があります。
1.水の電気分解
高校の時も習った水の電気分解で水素が得られます。
2.金属と硫酸
たとえば、亜鉛と硫酸の反応で水素が発生します。
Zn + H2SO4→ZnSO4+H2
3.炭化水素と水蒸気
工業的に水素を製造するには、ニッケル触媒を用いて反応を起こします。ここでは、メタンと水蒸気の反応をご紹介します。
CH4+H2O→CO + 3H2
まとめ
問題。水素の得る方法3つは?
次回はハロゲンについてです。
ではまた。
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